世界の人口のうち、 豊かな食生活をしている人口はわずか8パーセントにすぎず、 日本人は全員この中に入るそうです。
年間900万もの人々が餓死している一方で、 日本人は年間約2000万トンもの食料を捨てています。 そのうちの約55パーセントは一般家庭からの食品ロスです。
そして、日本は世界一の食料輸入国で、 さまざまな輸入機関を通じ、多くの時間と距離をかけて食料を運んでいます。 輸入農産物のために国内の2,5倍の農地を使っています。
近年、世界の農地面積はあまり増えておらず、 今後は人口増加に伴って農地面積の減少も見込まれることから、 人口が91億人に達するとされる2050年には世界的な食料不足が予想されます。
まずは、 「必要な物だけを買う」 「環境への負荷を減らす為に、旬のものを買う」 (ハウス栽培には加温や照明のために石油などのエネルギーを使っているため) といった、身近なところから気をつけていきたいと思います。