赤ちゃんや、小さなお子さんの昼夜のリズムを作るよう頑張ってみても、寝かしつけに苦労することは多いと思います。
今回は、寝かしつけのコツを、定番ものから意外なものまで色々列挙してみます。子どもによって合う方法は様々ですので、合うものが見つかれば幸いです。
- 子どもが疲れてぐったりしている時、眠くなって機嫌が悪くなった時などは、「疲れたね」「眠いね」などと言葉をかけてその状態を自覚させるようにする
- 頭や体を優しくマッサージする
- かんのむしがおさまらない時は、「大丈夫、大丈夫」と声をかけながら、手を密着させて、背中を上から下にやさしくさする
- 夜泣きが始まったら、興奮を鎮めるツボ身柱(しんちゅう)のある肩甲骨の間を、人差し指と中指で上下にやさしくさする。
- 赤ちゃんの足の指をもむ。(脳や目の反射区があるので、落ち着きます)
- 赤ちゃんと呼吸を合わせながら、呼吸を聞かせるようにしながら添い寝をする
- 赤ちゃんをおくるみで巻く(こちらのサイトの説明が分かりやすいかと思います。おくるみを使用する際の注意点も記載されています)
- 眠った赤ちゃんを布団に置くときは、赤ちゃんのおなかとママの体を密着させたまま、そっと布団におろす
- 寝る前に絵本をゆったりとした口調で読み聞かせる
- 眠る前のパターン、儀式を決める
- 眠るために心地良い環境を整える…部屋を暗くし、温度は20~22℃位、湿度は60~65%位に。(季節や、着ているものや寝具により異なります)テレビが付いていると、寝付きが悪くなります
- 興奮してしまったり、怒り泣きをしている乳幼児の場合は、その興奮や怒りをおさめてあげないと、力を抜き身体をリラックスすることができません。子どもの感情を、「怒っちゃったのね。わかったわ。もう大丈夫。もういいのよ」というように受け止めていくと、すこしずつ落ち着いて、最後にはフッと力を抜き、ストンと眠りに落ちていきます。(『ベビーシッター講座 実践編』より)
- ポリエステルの寝間着に対して敏感な子どももいます。綿100%のものに替えると、以前よりも快適に眠れるようになった、ということもあるようです。
- おっぱいの飲み過ぎで苦しくて泣く場合もあるので、1ヶ月を過ぎたら「泣いたら即おっぱい」という習慣を見直す…赤ちゃんには3ヶ月頃まで満腹中枢がないので、あげればいくらでも飲んでしまいます。もしかしたら「もういらないの!」と泣いている可能性も。「ごっくん、ごっくん」とおっぱいを飲み、体重も増えていて、おしっこ、うんちもよく出ているならおっぱいは十分に足りています。
私がよく試す方法は、幼児の場合には、いかにも眠そうな演技をし、眠気を伝染(?)させる、ベッドに横になったら、「目をつむって聞いていてね」と言って、興奮しないような内容の、即興で作った物語を、ものすご~いスローペースでする、です。これが結構効き、10秒位で眠る子もいます(*^^*)
また、空手道場をされている方から、子ども達を合宿に連れていくと夜はみんな興奮して寝ないので、そんなときは『目を開けたら負けゲーム!』や『しゃべったら負けゲーム!』をやると、すぐに全員寝ちゃうということをお聞きしました。
参考になれば幸いです。
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