子育て支援員研修の基本研修の中の科目⑤対人援助の価値と倫理について学んだので、特に重要だと感じた所をまとめておきます。
- 子育て支援員は、一人一人の保護者を尊重しつつ、ありのままを受け止める受容的態度が求められる
- 「子どもの最善の利益」を最優先する。すなわち、子どもの成長・発達にとっての最善とは何かを常に考え、自分の行動に照らし合わせていかなければならない。「子どもの最善の利益」を尊重することは、「子どもの権利条約」にも「児童福祉法」にも明記されている
- 守秘義務を遵守する。ただし、児童虐待が疑われる場合は例外。子どもを虐待から守る・防ぐことが優先されるので、その情報を同じ施設の責任者に報告・相談する
- 保護者からの相談や苦情を解決するために各関係機関(児童福祉施設等)を紹介するなど利用者に十分な情報提供をする
- 保護者との連携・協力、職場内・関係機関・地域の人々との連携・協力も重要
- 「バイスティックの7原則」…「個別化の原則」「意図的な感情表現の原則」「統制された情緒関与の原則」「受容の原則」「非審判的態度の原則」「自己決定の原則」「秘密保持の原則」
今回の科目の中で、「自分で地域の児童福祉施設や市町村の相談窓口などを調査・把握しておくことが重要」とあったので、私が住んでいる横浜市の妊娠出産・子育てに関する相談先が紹介されているサイトのリンクを貼っておきます。