子育て支援員研修の共通科目の中の科目⑧安全の確保とリスクマネジメントについて学んだので、特に重要だと感じた所をまとめておきます。
- 乳幼児は運動能力的に未発達であるためだけでなく、身体的に頭部が重いことが溺死を含めた転倒・転落・落下の事故につながる。また感情機能が優位なため、目の前のことに夢中になって交通事故に遭ったり、自分が使いたい思いが強いため他児と物を取り合ったりしてもけがは起こる。イメージの世界で生きているため、自分の力を知らずにヒーローになりきって高い所から飛び降りたりする。子どもはけがをする可能性があるという意識を保育者は常に持ちながら関わっていく
- 保育者は朝、子どもを預かる際、保護者から健康状態を聞きながら、体調やけがなど体の異常や心理状態を確認することが一日を安全に過ごすために必要。傷に関しては、保育者が保育中にけがをさせていないかという責任問題になるので、家庭でのけがかどうかを保護者と共有しておくようにする
- 日々の子どもの様子を把握し、また、施設内に危険な箇所がないか点検する。保育施設内外を問わず災害や事故に遭う危険があるため、それを踏まえて普段から避難訓練や災害等への対応方法を決めておく
- 施設への不審者侵入を防ぐために、建物の周囲に踏み台になるような物があれば片付けておく。不審者対応は、不審者を施設内に入れないことが一番。子どもと保育者が室内に避難した際、保育者が子どもを抱えたままでも瞬時に室内からドアを施錠できるようにしておく。散歩中は、万一の時に周囲に助けを呼べるよう、保育者は防犯ブザーや笛を携帯することが大切
不審者対策のところで、先生が「散歩中の安全対策のために、園によっては唐辛子の成分を使用した催涙スプレーを携帯するよう指示を出しているところもあります」とおっしゃっていましたが、私もいざという時に子どもたちを守れるよう、常に防犯グッズを持ち歩いています。
なお、過去記事でも触れましたが、100円ショップでも100円とは思えないレベルの防犯ブザーが販売されていました。