ある日の雨の降る朝。
私は3歳の男の子と一緒に幼稚園に向かっていたのですが、いつもは自分で歩いてくれる男の子が、その日は「疲れた。もう歩けない。抱っこ～」ということで、抱っこして幼稚園に向かうことに。
ただ、私は片手で傘と荷物を持って（＆背中には自分のリュック）、片手で男の子を抱っこして歩いていたのですが、やがて体力の限界を感じ始め、息も上がり、どこかで一旦休憩しないと倒れるかも…と思っていたところに、なんと男の子の履いていた長靴が両方とも脱げてしまうという悲劇が起こりました。
両手はふさがっているし、雨はかなり降っているし、脱げた長靴をどうやって履かせよう⁉とピンチに陥っていたところ、突然女性4人が現れて、「傘を一旦お持ちしますよ！」「長靴、履かせますね！」と、ものすごいVIP待遇であっという間に男の子に長靴を履かせてくださり、私の体勢も整えることができました。しかもその女性たちが登場して下さったことで、男の子の気持ちも切り替わり、そこからは自分で再び歩けるように！！
私は、てっきり同じ幼稚園に通うお子さんたちのお母様方が手伝ってくださったのかと思ったのですが、「ではお気をつけて！」と颯爽と立ち去った女性たちは、近くの大学に通う女子大生の方々でした。
てんてこまいで、ろくにお礼も言えませんでしたが、その節はどうもありがとうございました。
本当に天使が現れたと思いました✨✨
