以前、ママが第二子をご出産される際、3歳になったばかりのお兄ちゃん、A君を私の家で5日間お預かりしたことがあります。
A君のシッターを始めたのは0歳の時でしたので、すでになついてくれていたのですが、慣れ親しんだ自宅を5日間も離れて夜もママに会えないというのは不安でいっぱいの様子で、最初の2日間ほどは夜眠る時にたくさん泣いてしまいました。
それでも眠る時以外は、私と一緒に楽しそうに遊んでくれ、一緒にご飯を食べて、お風呂も一緒に入り、仲睦まじく過ごせた心温まるひとときでした。
平日は別のお子さんのシッターの予約が入っていたので、朝、A君をいつも通っている保育園に預けに行き、夕方お迎えに行って、夜はおうちで一緒に過ごし、A君が寝ている間に翌日分の料理や洗濯をこなすという、まるで働くママのような生活で、短期間ではありますが、ママさんたちの大変さを体験することができました。
A君は電車が大好きだったので、休日は駅に行き、行き交う電車を一緒におしゃべりしながら、ず~っと眺めたりして過ごし、なんとも嬉しそうなA君の笑顔に、疲れも吹き飛びました。
そしてママに無事に元気な赤ちゃんが生まれ退院され、いつもの生活へと戻っていったA君。私も通常通りのシッティングに戻り、A君と、新たに誕生した妹Bちゃんをお世話するようになりました。そしてA君は、私と一緒に優しくBちゃんをあやしてくれる、妹想いのお兄ちゃんに…☆
A君、素敵な5日間をどうもありがとう☆A君、Bちゃん、これからも元気ですくすくと育ってね☆